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テンプル大学ジャパンキャンパス、フォトグラフィー、ドローイング、ペインティング展


Gallery EAST 101
テンプル大学ジャパンキャンパスアート学科学生
テンプル大学ジャパンキャンパス、フォトグラフィー、ドローイング、ペインティング展
2013年04月13日(土) 


テンプル大学ジャパンキャンパスアート学科の2〜4年生、
総勢17名によるグループ展。




写真クラスの学生さんの作品です。

鷲掴みされたショートケーキと、対照的な小麦色の肌。
ぎゅっと最後まで握る途中なのでしょうか。
赤い苺が中心に残され、
まるでスポンジや生クリームは、
姫を守る忠実な家臣のようです。

生き生きとした現代の若者を写し出す写真。
被写体の人間は、
レンズを通した誰かを意識したものと、
明らかに撮影者に向けられた自然な雰囲気なものとが入り混ざり、
撮影者の人柄や姿がぼんやりと伝わってきます。



続いて、絵画クラスの学生さんの作品です。

抱き合う2人を、ななめ上(からでしょうか)の視点で描いています。
白と黒のみ色彩で表現された今作品ですが、
骨格や筋肉が精密に描かれる事によって、
肉感的なリアルさを感じさせます。
展示室入り口に展示された、大きな作品です。

西洋・印象派を彷彿とさせる艶やかな色彩。
人の姿はなくとも、さっきまでテラスに居たような人の気配があります。
水面に映る建物や植物は画面の半分ほどを占め、
自然的な瑞々しさを作品全体から感じます。
完成度の高い作品です。



今回お話させていただいた学生さん



Nicola Thieleさん


また、櫻井先生ありがとうございました。

1月から4月中旬までの春学期を締めくくる今展示。
今回の展示会でご卒業される方もいらっしゃるそうです。

本日のみの展示。


(ゆか)