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-ism「イヌとネコのハーフ展」[WEST1-F:2013/10/20〜10/27]

 「イヌとネコのハーフ」このテーマを制作者が自由に解釈した展示を開催中です。
鑑賞者はどのように作品を読み解くのでしょうか。




 イラスト、絵画、写真表現方法は多岐にわたります。猫の体に犬のしっぽ、犬の体に猫のしっぽが描かれたイラスト群。犬や猫を象徴するパーツの一部を組み合わせています。

 こちらの作品、こたつの中で猫が眠っています。しかし、しっぽは犬のようです。
こたつ布団をめくると犬がこたつの中にもぐり込もうとしています。犬と猫がこたつを媒介としてミックスされている様を可視化しています。

 こちらはヒョウ、オオカミ、ヤマネコ、野生の肉食動物をテーマとしています。異種どうしの縄張りが出会いミックスが存在したら?というコンセプト。絵画とテキストによる作品です。
 男女を犬と猫に置き換えたイラストレーション。背景には遺伝子情報を担う物質がデザインされたものでしょうか。
暖色と寒色の色彩対比、図像の対比、男女、犬猫、それぞれが持つ相反する要素を象徴し多角的に捉えようとする作者の意図を感じます。

紙をカットして重ね、レリーフのようにも見えるイラスト。こちらの図像からも犬と猫をどのように解釈するか鑑賞者自身も問われます。


イヌや猫、どちらかひとつに限定したテーマ展示はポピュラーですが(デザインフェスタギャラリー企画展「にゃんこ展3」のように)イヌとネコの要素をミックスしたコンセプトが興味深い展示です。作品と対峙して制作者それぞれの視点の違いを発見してみませんか?

DFスタッフ 上園