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BOTANICAL POSSIBILITY


flower desire BOTANICA
『BOTANICAL POSSIBILITY』
2014.10.3 - 2014.10.6

二人のフローリストによるボタニカルワーク。
植物の可能性を追求することをコンセプトに2014年5月から活動。

活動からまだ5ヶ月ほどだというのに、
圧倒的な存在感を持つアーティストをご紹介します。



植物の可能性を限界まで引き出すことを目的としたflower desire BOTANICAのアートワーク。
ご覧の通り無数の植物が絡み合い、ひとつの生命体のような様相を呈している。




360度どこから見ても顔がみつかるモンスターのようなアート。

搬入時には生き生きとしていた植物も会期中は室内に置かれるため、当然ながら元気がなくなっていきます。
日頃から植物の栽培を嗜むぼくの目には少々残酷に映るのですが、その実、表情を変えていく作品は何物にも代えがたい「凄み」を感じます。

彼らのコンセプトには「咲き誇った花も、腐り・破れ・崩れきった花にもまた、それぞれの魅力が必ず存在する。」とあり、まさしくそれを感じ取ることができるのです。


言葉にせずともこの大きな物体を目の当たりにすれば、
「植物の魅力」を感じずには居られない。


砂漠の薔薇とも呼ばれるアデニウム。
分岐する枝が魅力ですが、さすがに逆さになっているところは初めて見ました。
自然界で見ることもそうはない植物ですが、こうして人為的な見せ方により新たな価値に気付くこともあります。




展示会は本日迄。
今後の彼らの活動は facebook でご確認下さい。


(chida)