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花宵街 - HANA YOI MACHI -



イラストレーター、デザイナー、漫画家…などなど
異なる分野で活躍するクリエイター
総勢18人からなるグループ展

「  花宵街 - HANA YOI MACHI - 」
WEST : 1-B にて開催中!!





【 参加クリエイターの皆様 】
 蒼空ことは、アヤセアサノ、魚住もこ、OGA-SAN、
小川人見、カタツモリ、希世鳥ぷこ、此林ミサ、さがみかずさ、
しらかべりえ、sui、chill、トミダトモミ、花海ゆうこ、
Peko、眼鏡裏、望月るぅ、ゆたかちひろ

今回のグループ展では、
『花』 『黒背景』 『街角』の3つのテーマに対して、
それぞれのクリエイターが作品を制作/展示されています。




まず最初にご紹介するテーマは『黒背景』

黒背景の影響は強く、全ての作品に闇が訪れている。
同じテーマの作品を連続して鑑賞するにあたり、
最終的な作品のフォーマットは統一されるなど、
作家毎の特色がわかりやく提示されていた。




手前の作品はトミダトモミさんの作品。
黒背景の上にか細い線を引くことで、
タロットカードを思わせる仕上がり。




アヤセアサノさん、カタツモリさん、さがみかずささん。
黒背景をそのまま夜として取り扱った作品。

アヤセさんの作品は、灯火。
カタツモリさんは、照明。
さがみさんはモノ自身に秘められた光。

それぞれ異なる光の描写を行っている。




続いてご紹介するテーマは『街角』

『黒背景』から連続しての鑑賞になると、
ぱっと視界がひらけるようだった。

どこにあるかもしれない/ないかもしれない街の片隅を、
作品を通じて覗いてみる。




写真中央、しらかべりえさんの作品。
『街角』というテーマを踏まえて、
まず描かれた時代を知りたいと思った。

タイヤ、印刷、酒場、花市場。
存在する施設は現代とそう変わらない印象だが、
少女が堂々と銃を手に持つ姿からは、
物騒な時代背景を想像してしまう。




さがみかずささんは『街角』をテーマに2枚制作。
横並びになった二枚、自然と近似する部分を探していた。

過去ともう少し先の一瞬か、
同時代の異なる街角か。

国を跨がずとも、
土地が異なるだけで情景は大きく異なるし、
想像の幅が広がると感じた。




最後のテーマは『花』
作家毎の特徴が最も大きく出たのが今テーマ。

花の精、強風に飛ぶ花、花のアクセサリー、
背景の一部、模様/パターンなど。
テーマの扱い方にバリエーションがありました。

chillさんが描いたのは、花の図録。
横に添えられたイラストやフォント、レイアウトも含めて、
まるで、現存する図録から2ページだけ切り取ったみたい。




※ブログでのご紹介は一部の作品に留めさせて頂いております。

総勢18人のクリエイターの作品、全貌は、
是非会場で直接ご覧下さいませ。


花宵街 - HANA YOI MACHI -
会期:2015.5.2 - 2015.5.10