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芝浦工業大学 美術工芸部 『2015年度 芝浦工業大学 美術工芸部 卒展』

日笠昭人


芝浦工業大学 美術工芸部
『2015年度 芝浦工業大学 美術工芸部 卒展』
2016.3.28-2016.3.30
at EAST 202

春の卒展シーズンもいよいよ大詰めの今日この頃。
芝浦工大美術工芸部の卒業展示がEAST202で行われています。




藤井美加子

展示作品はほぼオールジャンル。
絵画、イラスト、立体作品など、参加者それぞれが個性的な作品を出展しています。


石田 桂督

インベーダー風の8ビットイラストを使用して作られたカレンダー、その名も『Calenダー』。
インベーダーを文字っています。

祝日にはインベーダーをヒットしたときのイラストが用いられているのと、
節分の鬼、春の桜、夏のひまわりなど、インベーダーがそれぞれの月のシンボルに変身しているのがユニーク!


阿部 拓也

正統派な油彩作品も目を引きます。
太陽と月の対比が象徴的に描かれる『太陽と月』、
深く夜空のような青にぼんやりと月が浮かぶ『あの日』。

どちらも色彩が強く印象に残る作品です。




レザークラフト作品はすぐにでも使ってみたい実用的なものばかりです。
柔らかい革の手触りにうっとり。


吉澤芙美香

友人を描いたという水彩画。
絵の中の女性はとても優しい表情をしていて、その腕に抱かれているひよこも幸せそうに顔を綻ばせて見えます。




鉄道駅を再現したジオラマ。
さて、どこの駅でしょう。

各路線ごと、色の付いた糸を縫い付けることで表現されています。
周りの建造物群も、一目でそれと分かるくらい忠実に再現されていて、見蕩れてしまうほど。


『卒展』と銘打たれた展示は、おそらくこの展示が今年度最後。
本日が最終日ですので、お見逃しなく!


【出展スペース:EAST 202】
DF STAFF isaka