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グループカンバス 『カンバス上の思い出』 2018.5.18 - 2018.5.20


 『カンバス上の思い出』
飛田夕夏 / kumen / 夕闇 / ウサキ / 結 / 田中
2018.5.18 - 2018.5.20

[WEST 1-F]


さまざまな作風の6名のイラストレーターによるグループ展が開催されています。
出展作家のみなさまは、なんと高校時代からのお仲間なのだそう。それぞれが高校時代のご自身に思いを馳せながら変化や成長ともしっかり向き合い、現在を自由に表現されています。




スペース内に足を踏み入れると、まずは作品の多さ・密度に圧倒されました。
ほんの一部にはなりますが、そんな本展を構成する6名の出展作家様をご紹介いたします。


夕闇
夕闇「オリオン座を探す」

幻想と現実の融合が特徴的な本作はイラストレーターの夕闇さんによるものです。
夜とも水中ともとれる美しい空を見上げる現代の女性の姿が印象深い一作。金魚の独特なゆらめいた動きが、水彩ならではの色合いで淡く儚く描かれます。


飛田夕夏
飛田夕夏「シャーレの中には」

どこか懐かしい雰囲気が漂う飛田夕夏さんの作品。本作ではシャーレに座り込む少女のきょとんとした表情や、シンプルで静かな画面のなかに垣間見えるしなやかな動きが目を惹きます。どんな物語が込められているのか想像を巡らせてしまいますね。


KUMEN

こちらのファッションスナップにも似た作品たちはKUMENさんによるもの。
作品内の人物たちが着用する洋服はKUMENさんご自身がデザインしたパターンなのだそうです。おしゃれで個性的なコーディネートに、人物たちの表情もなにやら嬉しそうに見えます。



結「映らない」

ドラマティックでありながら絵本の中の1ページのようなあたたかみのある本作は結さんによるもの。画面の大部分を占める水面に映る木々に対して、木々から覗く少女の姿はそこには映りません。どちらが現実で、どちらが虚像か。それともこれは水面ではないのでしょうか。あらゆる解釈の余地をたのしませてくれる魅惑的な作品です。


田中


ふだんから植物をモチーフに作品を描きつづける田中さんは12の絵画の連作を出展されています。12か月の家と木々がテーマの本作では、おなじくその月を思わせる人物も描かれ、その月に似合う建物や植物、そして人間の表情をたのしむことができます。


ウサキ

緊迫感に溢れるこちらのイラストはウサキさんによる作品です。グロテスクでホラーなモチーフや記号も、ポップな毒として魅力的に扱います。内臓のリアルな描写に対してコミカルに描かれる人物が印象的で非常に気になる作品でした。


互いの作品における当時の面影や変化・成長を探りながら展覧会を紡ぐ様をとても羨ましく思いました。それぞれの今後の活動にも注目です。

会期は5/20まで!ぜひご覧ください。

>>> 展示スペースの詳細はこちらから

DESIGN FESTA GALLERY 原宿
Staff Satomi