吉田 和『Digital Embodied.』

吉田 和『Digital Embodied.』
2018.5.16 - 2018.5.22
[WEST 1-G]


3DCGとDTMを使って空想した様々な情景を具現化。
抽象的なものから写実的なものまで、モチーフも人物から風景までと様々。展示作品は全てPCで作成したCGを印刷したもの。スペース内を流れる自作の音楽を背景に、空想世界をお楽しみいただけます。

池田のりこ 石澤真理 伊藤絵里『ajisai Ⅱ』

池田のりこ 石澤真理 伊藤絵里『ajisai Ⅱ』
2018.5.18 - 2018.5.20
[WEST 1-C]


お母さん業の合間に吹きガラスを楽しむ3人の弊ギャラリーで2回目となるグループ展。
梅雨時をHAPPYにしてくれる紫陽花(ajisai)の花のように、個性光る吹きガラス作品たちが見に来てくれた人たちをきっとHAPPYな気持ちにしてくれますよ♪


グループカンバス 『カンバス上の思い出』 2018.5.18 - 2018.5.20


 『カンバス上の思い出』
飛田夕夏 / kumen / 夕闇 / ウサキ / 結 / 田中
2018.5.18 - 2018.5.20

[WEST 1-F]


さまざまな作風の6名のイラストレーターによるグループ展が開催されています。
出展作家のみなさまは、なんと高校時代からのお仲間なのだそう。それぞれが高校時代のご自身に思いを馳せながら変化や成長ともしっかり向き合い、現在を自由に表現されています。


美術系サークル11団体 『おとなのぴんく展-Adult Pink-』


美術系サークル11団体
『おとなのぴんく展-Adult Pink-』
2018.5.19 - 2018.5.21
[EAST 202,204]

関東圏大学の美術系サークル総勢11団体による、
大規模グループ展『おとなのぴんく展-Adult Pink-』。
ほんのりエロスをテーマにした数々の作品がEAST館2階にて展示されています。

原宿なのに激安なオシャレギャラリーが、カオスすぎて丸1日いられる楽しさ【デザインフェスタギャラリー体験レポート】


「自分の作った制作物で、作品展をやりたい!」
と思っても、なかなか実現できないことがある。

その理由として、時間がない、やる気がないといった言い訳はもちろんのこと、貸ギャラリーの値段が高かったり、アクセスが悪かったり、自分の作品の雰囲気に合わなかったりするケースもある。

もっと安くて、アクセスが良くて、あわよくばオシャレなギャラリーがあれば、個展やグループ展も開催しやすいのに。 

今回は、そんな皆さんの期待に応えられるギャラリーを紹介したい。




原宿駅竹下口から徒歩7分、「デザインフェスタギャラリー」である。

明治通りから1本横の小道に入り、こじゃれたアパレルショップや雑貨店、カフェが混在した道を抜けたところ、一際目立った外観で佇むのが当ギャラリーだ。



内観はこれから紹介するとして、まず、このギャラリー、立地もオシャレさも最高なのに、とにかく利用料が安い。

4.8平米の1室が1日5,400円、少数の作品展示なら1日540円から借りることができる。(価格と広さについての詳細はコチラを確認いただきたい)

「は? 安すぎじゃない? 原宿でしょ? 若者文化の発信地じゃないの??」と疑問に思ったので、運営している方に聞いてみたところ、返ってきた答えも素晴らしすぎた。


「この物件のオーナーは不動産業を営んでいるんですけど、『若
い人が自分の作品を発信できる場をつくりたい』と言って、利益を度外視してこの場所を
作ったんです」

なるほど、素敵だ。

east料金表

west料金表

この安さだったら、ちょっと頑張れば学生にだって個展を開ける。
実際、筆者がロケに伺った日も、学生の卒業展示などが多数見られた。安くて、ダサくなくて、立地もいい。都内でもなかなかないギャラリーであることを伝えたいので、ここからは3月某日の同会場の様子をお伝えしたい。


大小74のスペースで、毎日が大展覧会



1998年に完成し、今年で20周年を迎えた同ギャラリーは、現在EASTとWESTふたつの連
なる建物で合計74のスペースを有している。

しかも展示にあたって審査がないとのことだから、アートやデザインの領域を超えなければ、どんな個展・グループ展を開いてもOKなカオスっぷりであり、毎日がちょっとした大展覧会のような騒ぎだ。


さっそく会場に入ってみる。この日も、全室で展示が行われているとのこと。



各部屋に、個性豊かな作品が展示。
この日は絵画が多い印象だったけれど、


折り紙アートや、



雑貨もあって、販売しているものも多数あった。
(これは缶バッチ。一目惚れして買ったけれど、どこに付けるか未だに悩んでいる)


あとは写真の展示も多い。
Web上ですべて完結するのもいいけれど、たまにはリアルで大きく現像されたものを見るのも、悪くない。


部屋によって、作品数はさまざま。ぎっしり埋められていると、いつまでもその場にいられそうな気がする。


今回とくに気に入ったのは、この作品。よく見ると、物凄い数のネコがネコネコしている。


描いたのは、OCHANさん。今回でデザインフェスタギャラリー2回目の展示とのこと。




「さっき、この壁紙アートが売れたんです」


「え! こんな大きい作品を買う人、いるんですか?」


「オーストラリア人の女性でした。その人もアートを描いているらしくて」

「オーストラリア! たしかに、外国のほうがアートに対
           するサイフの紐が緩いイメージあるもんなあ」

「僕も、この作品は売る気がなかったんですよ。でも「欲
              しい!」って言われて、その場で値付け交渉でした」

「そんなやりとりがあるのも、この場所ならではかもしれ
    ないですね。すごいなあ……」



当ギャラリーの来場者のうち、外国人観光客は35%を超えるというから、海外にも届きやすいのだろう。アートやデザインは、言語の壁を軽々越えていくことを実感できた。(OCHANさんの作品も、前回展示したときよりかなりたくさん売れたらしかった。すごい)

アパレルや映像作品もアリ! なんでもできるぞデザフェスギャラリー


WEST館を出ると、敷地内にあるもうひとつのギャラリーEAST館へ。


こちらの1階は道路に面しているので、路面店のようにブースを設けることができる。
この日はアパレルの展示・販売があった。


部屋も、WESTより広め。学生たち数名が卒業展示などで使用していた。
(部屋のレンタル代を人数で割り算したら、広めの部屋でも個々人の負担は小さく済みそうだと思った)


中には映像制作の展示をしている人もいた。(めちゃくちゃ幻想的で、2回見た)


EASTは中階段もあって、それがまたオシャレ。もうずっとオシャレ。



「卓上セーブポイント」なるものも、売られていた。仕事中、集中力をセーブしたい瞬間はメチャクチャ多いが、悩んだ末に買うのはやめた。(少し後悔している)


誰でも参加できるミニイベントも多数 


デザインフェスタギャラリーは、展示だけが全てではない。


この日は、画材メーカーのリキテックスさんの提供で、未発売の絵の具を試しながら「傘
アート」をつくるイベントがプレ開催されていた。


明度や彩度が表記されており、相性の良い色がわかる新しい絵の具。アーティストさんたちに使ってもらって、さまざまな作品を生み出していく。


何の変哲もなかった小さな傘が、めちゃオシャレに。


アートやデザインと聞くと少し敷居が高く感じるけれど、この場所には子どもから大人まで楽しめる環境が広がっている。



2つの飲食店も併設。小腹が空いても大丈夫


最後に紹介するのは、当ギャラリーに併設された2つの飲食店だ。


ひとつは「DFCAFE&BAR」。その名のとおり、コーヒーや紅茶、お酒と「オムそば飯」や「カレーライス」などが楽しめる。


アートに囲まれて食べるランチ、ちょっと不思議な気分です。


WESTとEASTを繋ぐ渡り廊下の途中には、


当ギャラリーのメイン食堂とも言えるお好み焼き店「さくら亭」を構える。


日本の東京で食べるグローバルに喜ばれるものって、やっぱりもんじゃ焼きかお好み焼きなんじゃないかと最近思う。


ひっくり返す工程も、アートと言えばアートかもしれないし、アートでないと言えばアートでないかもしれない。


何にせよハイクオリティで値段も安いし、種類も多いお好み焼きともんじゃ焼きが楽しめるので、小腹が空いたらこちらもオススメだ。

おわりに


以上、デザインフェスタギャラリーの魅力をお伝えしてきた。

出展側で言えば「とにかく安いのに、設備もしっかりしていて(Wifiや電源環境もあり!)、原宿という好立地にある」のはもうメリットにしか働かないだろうし、オマケに審査もないわけだから、チャレンジングな企画もここなら実現できる。

来場者側で言えば、74もの展示スペースと2つの飲食店で、丸一日アートやデザインにどっぷり浸かることができる。また、事前にイベント情報などを確認しておけば、もしかしたら予想もしなかった魅力的なワークショップに参加できる可能性もある。



イラストも写真も、雑貨もアクセサリーも映像もアパレルも何でもアリ。無審査なぶん、まだ荒かったり尖っていたりする作品も多い。きっとそこに、親近感が沸くこともある。

観る、出逢う、買う、体験する、交流する。その全てが叶う場所、デザインフェスタギャラリーに、ぜひぜひ足を運んでみてもらいたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


(参考)
・デザインフェスタギャラリー公式Webサイト
https://designfestagallery.com/

・イベント公式Webサイト
https://designfesta.com/