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『みんな死ぬんだにゃん展』 WEST 2-E 11.15 - 11.17

死について考えたことのない人は、恐らく居ないでしょう。
「死」は「生」よりも意識する機会は多いものではないでしょうか。


デジタルコラージュ技法を用いた作品。

童話の世界の主人公も永遠ではない。
グレーテルも、赤ずきんちゃんも、白雪姫も、いずれは死んでしまう。
そこには切り離せないリアリティがあり、
夢見る子供たちを現実に引きずり出そうとしているような思いも感じられます。


漫画作品はシュールの極地とも言える出来映え。
一見の価値ありです。

金魚を描いた作品です。
色彩、形態共に浮世離れした印象。

近くで表面の凹凸を確認してみて下さい。

人の顔がぽつんと・・・

頭って意外と小さいんですよね。

人の死を知ること、それは正の感情か負の感情か?
どちらでしょうか。

誰が、どのように、いつ、どこで、何故。
考えれば考えるほど答えから遠ざかるような気がする題材です。

始まりと終わりはいつだって同時に生まれるものである。
何かが終われば、何かが始まっている。

なら本当の終わりとは何か?

色々な話が聞ける深い展示です。
是非お越し下さい。


--- けんや ---