女子美術大学３年に在学中の同級生４名による作品展を開催中です。「SKIP」をテーマに自分たちが選んだ素材で表現しています。
牧瀬ゆずかさんの作品、イラスト展示と足のイラストを標本にした作品を展示しています。一つ一つは可愛らしいフォルムをしていますが集積させて標本にするとシュールな印象を受けます。
プロダクトデザインを勉強している吉田茉由さんのブックカバーです。栞の先にモチーフがデザインされています。普段はシャンプーのボトルデザイン等、生活の中にある製品のデザインをしています。以前から生活雑貨を制作したいと考えていました。
石彫を中心とした作品を制作している吉澤美咲さんのオブジェです。シルバークレイの繊細なアクセサリーが作品の中にあります。学校とは別にアクセサリー製作を学び今回作品に取り入れました。
ファッションテキスタイルを勉強している藤井志穂さんのドレス。スカートの襞の形が丸く、スキップすると可憐な動きを見せてくれそうです。
高校の同級生だった４名、大学では別の専攻です。今回、合同展示は初めてでした。普段勉強している要素を取り入れながらも各自、表現の手法を探り、学校で制作するものとは違った世界観を見出す事が出来たそうです。来年は卒業制作の年です。各自が探ってきた事をどのように表出するのかと問う機会になったそうです。
４人の異なる眼差しを展示室で感じてみて下さい。
DFスタッフ 上園
