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どんなもんじゃ! vol.3

みなさんはご存知だろうか?
原宿、竹下通りを抜けたその先に
隠れた名店「さくら亭」
があることを・・・





おしゃれなお店が立ち並ぶ原宿。

緑の豊富な奥まった場所ににひっそりと佇むその建物は、一見ただの一軒家。

その落ち着いた外観とは裏腹に、中に一歩足を踏み入れると、

世界が一変。

そこにはアートの世界が広がっている。

デザインフェスタギャラリーと直結した

アートなお好み焼き屋さん。


ッッッッッッ!!??

ジェラートッッッッ!!!


砂漠の夜は寒い。

しかし、私はジェラートの夢を見た。



田舎から初めて東京に出てきたとき、周りの人々が冷たく感じた。

私の育った田舎では皆がそう言っていた。それを聞いて育ったせいか、東京人をそう言う色眼鏡で見てしまっていた。

周りを見渡せばビルやアスファルトばかり。

緑はどこにも見当たらず、昼は照り返しで熱く、夜は乾いた風が吹き抜けた。


砂漠


私の中ではその表現が一番近かった。


そんな中で私は毎日のバイトに明け暮れた。
将来の夢もなく過ごしてきた私は、夢を見つける為に毎日を過ごした。

いつしか、夢が見つかることが私の夢になっていた。


そんな日々がだらだらと続いた。

ある日突然、私の心が枯れた。

あの乾いた空気が、私に中にまで入り込んできた。


砂漠


やはりこの言葉が一番近かった。


そんな時、目の前に現れた一軒家風の建物

「・・・さく、ら、、てい?」

なんだか不思議なその中に導かれるように入っていった。

暖かな店内。食欲をそそるかおり。お好み焼き。

デザートに食べた。乾いてしまった心の奥までしみるような、優しい味の・・・

・・・ジェラート




「!!??」

目が覚めると、私はまだ砂漠にいた。

遠くにぼんやり光が見える。

赤い、丸い・・・提灯の用な・・・



「・・・さく、ら、、てい?」

思い出した。

私は目指していたんだ。

思い出した。

もう一度あの味を食べて、

夢を

思い出すんだ!





「さくら亭」

忙しく、疲れてしまった東京の、心のオアシス。

私はそう解釈しました。

ごちそうさまでした!!


デザインフェスタ 竹内


※メニューがうまい!ところ以外は、一部フィクションの要素もございますが、本当に美味しかったです!原宿にお越しの
際にはぜひ!!


過去の「どんなもんじゃ!」はこちら↓↓
[どんなもんじゃ!vol.1] [どんなもんじゃ!vol.2]


本当の[さくら亭]について知りたい方はこちら!⇒[さくら亭]