コラージュ展をやりますブログ vol.1

このブログは

「コラージュとは何ぞ?」、「コラージュ大好き!」

そんな皆様とワイワイガヤガヤすることを夢見ながら
来年1月にDFGにて開催の企画展『コ/ラ/ー/ジ/ュ/展』を盛り上げていくブログです。

過去にDFGに出展されたコラージュ作品より

こんにちは!

現在、出展作品を絶賛募集中「コ/ラ/ー/ジ/ュ/展」(2018/1/21~ 2/17)。
DFGでは初の企画なのでスタッフもワクワク、ウキウキ、楽しみにしている展示会です!

募集しているのはもちろんコラージュ技法を用いた作品。
しかしいざとなると、「あれ、コラージュって何だっけ?」と思う人、意外と多いかもしれません。
あるいは「私の作品で応募していいのかな?」と迷ってる人もいるかもしれませんね。

ノープロブレム!! 筆者も実はそんな一人。

今回は、そんな皆さんとコラージュにまつわるエトセトラをシェアしながら、
一緒にコラージュ、いいね!100連呼していきたいと思います!(そういう気持ちです。)


さぁ、Here we go!



トライアル1: コラージュを説明してみる

コラージュの定義とはなんでしょうか?

「好きな写真を貼り合わせたり?」
「シュールな感じ?」

正解!
でもきっとそれだけではありません。

辞書で「コラージュ」と引くと

「〔糊(のり)付けの意〕新聞・布片・針金などを様々に組み合わせて画面に貼りつけ、
特殊な効果を出す現代絵画の一技法。写真に応用したものはフォト-コラージュという。(三省堂 大辞林)」

とあります。

なるほどそう考えてみると、結構幅広い作品がコラージュだと言えそうな気がしてきますが、
実際にはどんな作品があるのでしょうか?
これまでにDFGで展示された作品からコラージュが使われていた作品を
いくつかピックアップしてみましょう。



写真から一部を切り抜いて使ったり、




写真を組み合わせたり、



ペインティングやドローイングとの組み合わせも面白いですね。



布や紙も貼付けられますし、



貼り重ねて、立体感を出すこともできますね!


こんなふうに、ひとくちに「コラージュ作品」といっても、
共通点は作品にコラージュ技法が含まれていることのみ。
その表現はさまざま、いろんな印象の表現があって面白いのです!


そしてコラージュは、20世紀に誕生した歴史的な経緯もちゃんとある絵画技法の一つ。
20世紀初頭、ピカソ(Pablo Picasso)とブラック(Georges Braque)が始めたキュビズム(cubism)というアート運動のなかに端を発します。

それまでの伝統的な絵画技法の常識を革新しようとするキュビズムの試行錯誤のなかで、
ピカソやブラックは、絵の具に描かれるものだったカンバスに、
新聞や写真、楽譜、木片などを「糊付け(=コラージュ)」し始めました。

コラージュは、20世紀の芸術動向を語るうえで重要な発明とされ、
その後シュルレアリスム(surrealism)、ダダイズム(Dada)でも応用されていったといいます。

コラージュ史上の重要人物としては他に、その技法の発展、確立に重要な役割を果たしたエルンスト(Max Ernst)、シュヴィッタース(Kurt Schwitters)などがいます。

コラージュは20世紀の芸術運動のなかで、先のアーティストたちが生みだした技法なんですね!



トライアル2: コラージュの魅力を考えてみる

過去にDFGに出展されたコラージュ作品より


コラージュは、身の回りにあるさまざまなものを作品に取り込むことができます。

好きな色、手触り、柄の布や紙、

チラシの気になる言葉、タイポグラフィの文字、

あなた自身やあなたの記憶につながるアイテム、写真、etc..
(人の写真や作品は勝手に使わないでくださいね!)

作品に組み込まれた「パーツ」は、
観る人にいろんなものイメージさせたり、
意外なストーリーを発生させたりします。

何を貼付けるか、どう組み合わせるかの選択肢は無数。

そう!コラージュって、すっごくクリエイティブな技法なのです!!

ここでさらに、コラージュの魅力が3割増しになるかもしれない重要ワードを予習したいと思います!


その① :「手術台の上のこうもり傘とミシンの出会いのように美しい」>>>

19世紀のフランスの詩人、ロートレアモン伯爵の作品中に登場するフレーズです。
「シュール」という言葉の元になったシュルレアリスムでよく引用されるフレーズですが
コラージュについて調べていてもよく出てくる頻出ワードです。

現実ではありえないような出会い、状況を例えたこのフレーズ、
コラージュ作品から受けるイメージをうまく表していると思いませんか?
そしてこのフレーズ「◯◯の△△と□□のように美しい」、
うまく言い換えてみたくなるのが人の性!
みんなで大喜利やったら楽しそう!そして難しそう...。

筆者は好きなもの3つで作ろうとしましたが、恥ずかしくなりました。
「水風呂のみょうがとスキャナーの出会いのように美しい」


その② : デペイズマン(dépaysement)>>>
シュールレアリスムの関連用語。
もともとは「異郷に送る」という意味で、「相手を驚かせ途方に暮れさせる」ことをいいます。
もしあなたがコラージュ作品を見て説明することのできない何ともいえないに気持ちにさせられたとしたら
やばい、デペイズマン来た!!」と言いましょう。これであなたもコラージュ業界人です。



トライアル3: コラージュを発表してみる

過去にDFGに出展されたコラージュ作品より

今回の企画展ではコラージュ作品を広く募集しています。
経験やもちろん年齢も問いません。
コラージュ作品のみを制作している「コラージュ作家」である必要もありません。

この機会を、これまで作り溜めた作品の発表や、コラージュ制作への新たなきっかけづくり
他の参加者さんたちとの出会いと交流にぜひご活用いただけたら幸いです!

本企画の展示スペース「アートピース」はDFGのEAST館玄関にある壁面の19ブース
どの区画もだいたい100cm x 100cm以内の広さ、スペース内であれば、1点から何点でも展示することができます。


企画展概要



企画展名 : コラージュ展
開催日時:2018.1.21(日) 〜 2.17(土) 4週間
開催会場:DESIGN FESTA GALLERY EAST アートピース(全19スペース)
出展料:1スペース ¥ 12,420-


アーティストの手から創り出される新しい景色、感覚、解釈。
ときに不可解で、ときにユーモラス。

コラージュは、あらゆる世界のイメージを切り取り、1つの画面に引き込み、組み合わせ、
新たに創造する繊細でダイナミックな表現技法です。
20世紀に確立された表現の化学反応、コラージュの魅力と可能性に迫る本企画展への
出展者を募集します。


企画展の詳細/お申込みはコチラから

次号予告)コラージュ作家さんに話をきいてみる

ブログvol.1、お読みくださりありがとうございました!
vol.2では、最近DFGでコラージュ作品の展示を実際におこなった
トゥー子さん寺坂さんとのコラージュ作品を囲んでのインタビューをお届けします!






鈴野トゥー子さん

2017年女子美術大学短期大学部卒業。
在学中、授業での課題をきっかけにコラージュ制作を開始。
今年コラージュ作品で自身初の個展を開催。

-『bye/buy/bye』(2017.7.15 - 7.17)
 シラサワリエ/鈴野トゥー子
-『個展』(2017.3.20 - 3.25)
 鈴野トゥー子
-『ディスカバー』(2016.6.18 - 6.23)
 mio/rie shirasawa/最上 真央/なんば みほ/鈴野 トゥー子 

twitter@_mfpon_




寺坂泰則さん

2008年東京工芸大学卒業。
デザインを学ぶなかでコラージュ制作を開始、
現在まで毎日のようにコラージュ作品を制作する。
今年から作品の出展にも力を入れ、複数の展示を予定。


- 『アドリブコラージュ展』(2017.4.30-5.6)
寺坂泰則
- 『ART ROOTS FESTA 5』(2017.8.25 - 8.27)
グループ展 主催:ART ROOTS FESTA

twitter@y_terasaka

※今回の「コ/ラ/ー/ジ/ュ/展」のメインビジュアルの作家さんです!


実際にコラージュをしている方はどんなふうにコラージュを作ったり、どんなことを考えたりしているのでしょうか!

>>> 『コラージュ展をやりますブログ vol.2』はコチラから!

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DESIGN FESTA GALLERY
TEL : 03-3479-1442 (OPEN 11:00 - 20:00)
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